死者の代弁を行う。私には彼の言いたかったことが分かる。だって彼は私だから。スープの定食を皆が頼んで、そんな時、彼はメニューの先頭から三番目付近の、微妙にマイナーで、さりとて珍奇すぎるともいえない感じの、そんな感じのものを頼む。雑多な豆と穀…

金網が十字に光って見える午後、私の学校のホームに駅長さんが降り立ちました。楽しいものを食べるのはいつでもできる。黒い服でバーベキューなぞしようものなら、すぐにはびこる虫どもに襲われえましょう。今度の線路はブルーの線路です、私たちが一年間、…

こそばゆいのは褒め言葉うれしいのは感想むずかしいのは批評の言葉でわすれていいのは時候の挨拶私たちは鳥を追いかけている。青くもなく白くもなく黒くもなく赤くもない情熱的で、感傷的な鳥。一瞬だけ目の端に留まってわずかの間だけ捕まえた気になる。鳥…

どこまで走ったのか分からなくなって、財布を広げるとぎっしりの千円札。走れば走るほど地平線は遠くなっていく。息をつく。ここはどこ。山が見当たらない。川も見つからない。多少の起伏はあるが、それ以外の特徴が何もない草原。木も生えていない。ていう…

グアーッて何か獣の声のような母親の声がしたと思ったら唐突に電話が切れた。電池切れらしい。分かったことが二つ。けっこう長い間、僕は家に帰っていないっぽい。あと、ここは携帯が繋がる。なぜ？ 僕は辺りを見回す。家は一軒も見当たらない。基地局のアン…

コントロールボーイと遭難して今八甲田山の山中WITH吹雪。好奇心はない。ケンドール、ギルバート氏がミッキーの悪夢と戦って、そんなものは捨てなさいという。退廃的な祭の雰囲気と、ぶっちゃけ「ありえない」 舞台発表がもうそろそろ。緞帳は上がっていて、…

合衆国の罠。でもこの部分だけは極端に考えればこうとも考えられます。文字がちらつく。黄金の騎士を育てるめずらしい妖精の話。化粧品会社はここだけの話、相当せっぱ詰まってるみたいだからな。年俸は高ければ高いほどコントラストはいい。野球人的にはこ…

冷淡なオクラホマのダンサー。視聴者の投票によって、落とすべき人を気練る。エビス、完璧なファインディ。エピデンス「大方はしてみるものか・・・」エトルリア「ろーまははれわれのにょういんｇｈ中黒とカーソルポインターが黙っとくと知れば弾幕を吐き出…

大佛次郎の「パリ燃ゆ」を読んだ感想について語りたい。まだ最初の数章だけれども。 ウエダハジメにマンガにして欲しいーっておもったんだ最初。革命の甘やかな高揚感、ウチゲバのジリジリとした焦り。でも読んで行くうちに、こう思った。ああ、これは、トミ…

「ともー、目玉が、目玉が痛いよー」「エンリコ・フェルミ賞を受賞したみたいよ」「くあー！」「カラス？」「涙で前が見えない」「あぶないなあ」「誰がって？」「新田さん」「にったのりのりか」「のりのり」「メイドインヘブンの能力強すぎない?」「あんな…

ここ何日か、ホメオパシー関連のネット上情報を追っている。いや、先の報道がきっかけと言うわけじゃなくて、追ってる最中に先の報道があって余計に興味が加速した感じ。とりあえず、人に対する治療効果が「痛いの痛いの飛んでけーのレベル」であると皆が認…

味醂の足を揚げて食う。日本古来より伝わるお正月の伝統料理である。ガステーブルで中華風な彩り料理を回転させて、一品一品の健康をうまく輝きに乗せるのだ。聞けよ国民、君が思うほどにはブルーの魂がこもるのだ。都会ではひまわりがクルクルクル、時を数…

ウーイッグの春プラハの夜子供たちを寝かしつけるために、お話を聞かせる。むかしむかしガンダムが男の子を連れてどっかに行ってしまった。ガンダムはその後戻ってきたけど男の子は戻ってこない。犬と、赤ん坊と、箒でできた案山子追いかける。男の子の足跡…

歩いていくと、ビルが３階の途中から折れて、道の反対側のビルへ寄りかかっていました。そんなところをくぐりぬけたくないので、路地を曲がって別の通りに出ようと思います。路地に散乱しているガラスやなんかの破片を目玉のおばけがついばんでいます。ほら…

サザンオールスターズのボーカリスト、サザン敬一郎（５１）は１３日、新宿のホテルで記者会見を行い、第一回サザンオールスター決定戦の開催を発表した。―共同通信「ついに始まるぜ、サザンオールスター決定戦がよ」 ケンジが興奮した口調で、http付きのメ…

彼の性格からいって、このレターがまったくのウソである可能性はかなり低い。しかし、内容は到底信じられないようなものだ。エンリコ・フェルミがナチスのＵＦＯ開発に携わっていたなんて・・・・・。そもそもフェルミは、第２次世界大戦の間アメリカにいた…