ウソ日記

ない。ある。

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

トイレタリング

神奈川さんは問われることを恐れています。答えを出せない。ガタリ氏のマニュファクチャ、形のあるものを恐れています。 スタイルはあるのです、ただ、形にしない。象る相手に間違えることを恐怖します。ステロプラティクス、能面の丘に舞うのです。 切羽詰…

AM

僕は新作ゲームをきちんとクリアーしていくちゃんとしたファンでなくいつも不甲斐なく思っているのですけれど、クリスマスといえばAMムービーの季節ですね。youtubeもしくはnicovideoへGo。http://www.youtube.com/watch?v=Gx0YT2WNkbk人が紹介してるの…

ネイティヴの月

「OKOK、話をしようじゃないか。とりあえずそのカエルを下ろしてみるのもいいんじゃないかい?」 テレビをつけると、そんな会話が聞こえてきた。一瞬遅れて画像が映る。ひとりの、アメリカ人らしき白人男性が、カエルを突きつけられていた。突きつけてい…

何かしら疑う

アカツキさんの電信柱は、ポチという名前だ。高軌道の落下傘として降ってきた。お年玉だ。 皇帝は犬、僧兵に主はいないから、カラオケボックスに入ってイエモンを歌う。完全に沈黙した星空に帰る。完全に沈黙、暗い川。星が降る。大地の栄養になる。 ヂヂヂ…

マンガ話

「哭きの竜」を漫画喫茶で読んでおもしれーとひとりニヤニヤしているわけですが、この、それこそ実話週刊誌的なあまりにも散文の言葉が、フキダシの外の、いわゆる詩の位相の言葉として完璧に機能している有様、何かを思い出すなあと思ったら「架空の森」で…

コスモロジカルコンスタント

カイワレダイコンの花が咲く季節、それは重力の衰える季節。宇宙がちょっと大きくなっちゃうから、ケーブルの張力計算をやり直さなきゃならない。 伊藤さんという人がアカツキさんの会社では働いてて、その人はとても手が早い。例えば茄子の箱詰め、僕だと2…

タンバリン

落ちる落ちる落ちる落ちる落ち込む無理のない体勢で落ちる落ち込む日々はない、飛行機は落ちる落ちる落ちる落ちる落ち込むそうやって無責任に憤りを発散して名古屋は生きてきた。数え切れない悪行の向こう側に生きてきた。ただ、戸惑うのだ生きることに

スターストリーム

カイワレダイコンを育てていたら、星まで伸びてしまった。星と星の間の白く細い茎を伝って、そこから物流が生まれた。最初はコオロギ。次に味噌。 テクネチウム鉱山から採れたてのテクネチウムを直送。 アカツキさんのケーブル会社で茄子の出荷を手伝ってい…

ボストン

「ポール、そんなとこに立ってると風邪を引くわよ。」「うん・・・、鳥を、待ってるんだ。」「・・・鳥はもう、去ってしまったわ。もう。・・・20年も、前のことよ。」 ボストンにあるケルト人居留区には、コロンブスのアメリカ大陸到達以前に北方経由でこ…

食事

瓦斯が私の自然を壊す、マチルダはきっと息せき切ってスパイスのような、キャベツのような、そんな夢を私に話す。……だいたい苦い。 私の家は十津谷にあって、そこから彼女の家のある駒場までは営団地下鉄成増から両国線に乗り継いで20分、光寺駅前のバス停…

泥酔

YOU ARE DRUNKEN POETTTTTT