ウソ日記

ない。ある。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

詠唱

中島みゆきの詞は詠唱呪文だからなー。唱えることによって何かを呼び起こすための言葉。

好奇心

脂の匂い、油の匂い。ゆっくりと鍋から立ち上がる、すえた手羽とホルモンの匂い。 奥さんは黒こしょうを片手にスマートなグルタミン酸を聞こし召す、僕はクミンと砂糖とブルガル族の魚醤を。甘ったるいバス停の匂いがシステムキッチンを占領し、奥さんは顔を…

ケンカザル

ストロングスタイルで相対しても結局は気合でかわすことしかできない。いやよね、そういうの。だめ、相手をクリティカルに潰そうとも思えない。クリティカルに潰すって、もっと頭のいい人はいろいろ手段を選べるんだけど、わたしには、包丁を握るしか思いつ…

まあじゃんほうろうき

西原理恵子って、いつの間にNHKポジションになったんだっけ。

カンダカタン

しくったねー、しくじったねー。 神田川が無くなったころ、私の姉がブティックを開いた。名をカンダハルという。なぜか中央アジア系の衣装を多く取り扱っていたがそんなものが瀟洒なマダムたちに流行るわけもなく、私が遊びに行ったときにはいつも、姉はレジ…

ウウクウ

鬱屈するけど理由がねー。

ビオ

生き物を、飼う。黒くって尻尾のにょろっとした、4cmくらいのタイリクセアカイモリ。わけぎのような草状体の、密になって生える叢の中心に、鮮やかな黄色のくちばしを隠すクサモドキウ。ベランダの睡蓮鉢のビオトープに、ヒメスイレンとロタラといっしょに。…

ジェストコースト

水泳を、教わった。ざぶんと大西洋岸ののっぺりした長い波頭に 、もう一度息をつめて、飛びこむ。その体感を、思い起こす。いい気な酒瓶がオリーブドラブのキンカンワシを21世紀に放り出し、辿り付いた砂地の息の背を酒の臭いのする呪詛と共に吐き出し、転々…

とっくみあい

デアンドレーズ食いつくことになった。4人。前後そして左右に展開して、一斉に飛び掛る。枯れかけのイネ科の葉刃がすねに細かい傷を作る。匂う、おいしそうな夕餉のその香りの記憶を振り捨てて、雄たけびを上げて。

ウウタウ

ハハノキハンノキハバンノキすいっと出るすいつくすなおですけべな顔まだ赤く機を見て白く韜晦と後悔の今後の老後島田ししまだ新米だぬきしんこめノウイウノノメウノウイメウ死んだ狸は辞書の上寝床にしていた辞書の上こんばんはさようなら訪うきつねも帰っ…

スタンド

スタンドスタンドスタンドジョジョの奇妙な冒険に出てくる立っているものというそれへの呼びかけ方が好きで、スタンド、もう一人スタンド、そのままどこかで立っているのだとそれがうれしいと思う

ミックシ

久しぶりにミクシなど覗いて見たら、◯◯さんが勲章「昆虫など(中級)」を獲得しましたとか書いてあって笑った。大須のガンダムバーでもらったアニメ系のクラブイベントのチラシにVガンの前期エンディングの人がその曲をそこで演るって書いてあって、どんなも…