使われなくなった古い塗り箸を燃やした。親戚が多く集まる日などにかつては使われていたが、剥げたり色が褪せたりして見栄えが悪くなり、出番はいつからか無くなった。台頭してきたのは割り箸だった。１０年ほどの間、物置の戸棚に仕舞われていたが、不憫に…

「俯き加減で歩いていると鬱になるから、顎をこう上げて歩くといいよ。｣「それじゃ前が見えないと思うが。それに、・・・眩しくないか？｣「眩しい。｣

泥酔詩ならぬ泥酔マンガに挑戦してみましたが、多分明日見たら自分でもわけわかんない、という状態になっているんじゃないかと思います。どうだろう。てか今すでに、アップしたことに疑問符がつきかけております。いや、うん。

酔っているときは辛さってあまり感じないのだけれど、耳の奥あたりが痛くなったのでこれは辛い食べ物だとわかった。そういえば、いつもは寄り分けるトウガラシの切れ端を、かまわず飲み込んでいる事に気付いた。

「心のための料理というのは、あまり誉められたものではありません。ストレスに押されて、安全毛布を作るために台所に立つ姿は滑稽そのものです。」 そのとおりかもな、と思う。「コミュニティの料理は新大陸由来の穀物、まあつまりビーンズとコーンをベース…

冬至を過ぎても日が短かくなっていくのを見るのは、不安を覚えるものですね。これほどまでとは。午後二時にはもう暗くなっているのですから。

同じ話を繰り返している気がする。 金星金魚のプラジネットディスカスが火星にやってきたのは、タルシスの地下の話を聞いたからだった。タルシスの地下には猿人たちの宝が埋まっているという。彼を見るとみなビックリする。プラジネットディスカスはツインテ…

かわいいものになった。

サウザンプトンへの直行便がなくなったので、仕事帰りにここによる理由も同じく無くなった。ヒヤコのカウンターでチョップの煮込みを食べることもだ。

何か嫌なものを見た気がした。気が付いたら家の前まできていた。家々と電信柱と手入れされた生垣に誤魔化されたようだった。赤い実がなっていて、何がそれを食べるのだろうと思った。きっとカラスとかじゃない。

ドリンクバーでアイスティーばかり飲みすぎていたので、タンニンで舌がちぢんだ。さすがにこれだけは止められない。産業革命時代の労働者のための紅茶需要というものがあったと聞くが、それは今の時代の話題ではない。 １７分が今回の事件のカギを握っている…

死にゲーという言葉があります。もともとは「死んで憶える類の難しいゲーム」くらいの意味だったと思いますが、転じて「すごい情況、またはそこに飛び込むさま」という意味でも使われます。例文として、「イラクに行くのは死にゲーだ。」「死にゲーなラーメ…

Ｍｉｘｉというとこに登録してみました。全然知らなかったので軽い気持ちで。紹介した人とされた人との間の制約が、なんか「スール」みたいだ、とうっかり思いました。１年位前に読み倒した「マリア様が見てる」のせいでしょうか。この場合の読み倒し方は、…

冗談で描いた、彼の額のマークがまだ消えない。額に肉は確か筋肉マンだったか。三つ目が通るだとばってんのばんそうこうだっけ。彼の額のマークは春だ。ビバルディの春だ。彼の顔は白い。３０日立っても消えない。どうしよう。彼の額のマークは皆が気付いて…

チェーンの古本屋で、ゴッホや何かの大きな画集が１００円で叩き売られていた。３０年位前の全集物の一部だ。ちゃんとした箱カバーに入ったそれは開くと本の匂いがばっとして、つい買ってしまった。この大きさは置き場所をどうしようか考えさせる。「つい買…

当サイトは基本的に行き当たりばったりな運営で、適当にコンテンツを増やしているためそろそろ見苦しくなってきています。デザインとかおざなりですし、「画像の重さとか減色？ ナンデスカそれ？」的ないいかげんさとかほったらかしのままです。申し訳ありま…

ケンタッキーのフライドポテトは冷めても結構美味しいこととか、そういう体験談をちゃんと書かなきゃダメなんでしょうけれど。

深夜にふと目を覚まして、静かだったのでテレビを点けたら、なんかピーターパンみたいな絵のアニメをやってて微妙な気分になった・・・・。とかいうことを書こうかと思ったんですが、キーボードの９のパネルが壊れやがりました。ノートです。放って置いたら…

栽培担当のＳ氏が言うには、どうも繰り返しの移植によって本体それ自体の体力が落ちてきている、ということらしい。植物の体力だとか、そういう感覚的な概念は私には理解できない物の一つだが、実際の作業に就いている者からそういう言葉が出ればそれを無視…

おはようからおやすみまで見つめやがって。

猫目のジョニーが窓から顔を出したので、僕はリンゴを投げつけてやった。１４バンチのジョニーのアパートは、擬古的に作られた赤レンガ風味の外壁が本当に古くなってしまっていて見るに耐えない。プラのひび割れの情けなさは本物のそれの情けなさをはるかに…

「紙コップを集めてどうするんだよ。｣「いいから、はい、」「ああ・・・。」「これパーキングエリアごと微妙に違うのよ。｣「飲んだ後のでなくていいだろ？｣

ハンバーガーホールトマト素晴らしい朝。緑の風と赤いポストが呼び合って鳥の声がかき消される。弟の目に松の葉が入っているのは母がそれでシーチキンフィッシュフライ晩秋の午後。まだ今日じゃないからと言って今日を逃げる人たち。

シスチン結石ですって。 前から当テキストで話題にしていました結石が先日出まして、それの分析の結果とか今日聞いたんです。シスチンはお肌を守ったり髪の毛のケラチンの元となったりする類のちょっと素敵なアミノ酸ですが、まあそれでできてるってことでし…

先月に入って一気にこのテキストの更新ペースが遅くなっていますが、いいかげんネタみたいなものが尽きてきたということでしょうか？「スペースキーはもちろんのこと、エンターキーすら押さなかった。」 能動的なファッションを騙って、まるでトナカイの雄の…

除雪車のエンジンは実は空気では動いていない。排気ガスの匂いが普通の車とは違う事に気が付かれただろうか。ほんの少しプロピレンの匂いがする。

「彼は未来から歩いてきた。｣とか「スーツが人間を支配する。｣だとか、普通の文脈で言ったら比喩か幻想と取られるような台詞を、普通の自然主義的描写ですよ？と言い張るのがＳＦというものの面白さの一つだと思ったりします。｢言い張る｣という言葉が多分フ…

世界はまだ回っているかい？ 潮汐力の平衡にいたるまでに、僕の計算ではまだあと五億年くらいかかるはずだ。中心星はまだ白色ワイ星の温度を保っているはずで、ヤコブセン-トロツキー効果による冷却期間の長さには本当に頭が下がるよ。ニュートロンの４次の…

坂を下って行ったらブレーキが効かなくて、慌ててさらに踏み込んだらそこには何も無かったのでした。しょうがないからハンドルをきりながら靴の裏で少しずつ制動をかけようとしたけれど、スピードは増していくばかりです。雨でぬらぬら路面が光っています。 …

塩味が多すぎるとしょっぱい、甘味が多すぎると甘すぎる、そんなのと同じように旨味が多すぎると旨過ぎ(？)みたいな状態になると思うんですよ。そしてそれは美味しさとは違うと思うんです。いや、何の話かというと最近のラーメンのことですが。そんなに旨味…