プルーニーズ

　種子島は特別行政区であり、本来は鹿児島県がその施策に干渉することはできないのだが、現知事中山康達はその辣腕を持って数々の

　カンタン岬と種子島を結ぶ定期空路はリンカージェットエンジンを搭載したタンデム翼機が就航していて、その腹面には種子島市の中心部をモチーフとしたペイントが施されている。この機体が垂直離陸及び垂直着陸などをしないのが不思議なように思えてくる、そんな「未来感」のある外観である。
　種子島宇宙センターは日本が誇る最強のロケット打ち上げ施設である。毎時1.5回のロケット打ち上げ速さはケネディ国際宇宙センターの毎時1.27回、ウルムチ射発場の毎時1.36回を押えて世界一位だ。

　ホーチミンからの難民や華僑系のグループ、ポリネシア系ネットワーカーなどが外周の外国人街を形成し、そのような場所にはつきもののマフィア、ヤクザ、蛇頭、原理主義者等が跋扈している。そしてプルーニーズと呼ばれる若者たち。もともとはラテンアメリカ土着信仰がキラノ・プルーノによってネオポストモダニズム的に改変された、

　ケンドール・ギルバートは11人目として生まれた。13人目のクユコ・ミズルハ・ロシナンテとともに初の大会制覇を狙う。

　徳之島の代替融合炉は2040年までに解体される見通し。跡地にはテーマパーク「南海ランド」が建てられるという。「南海ランド」のメインテーマは「癒し」。ゼロ年代リバイバルの意味もある。9000万体のピラーワームたちが古い皮膚の角質を舐めとり、血行を良好にする。

　背にしたこの手は、一人だけの物じゃないのです。ケンちゃんは男の子。Man-boy。

　シニスター・ジョンの勲、シニスター・ジョンの熱。