ウソ日記

ない。ある。

ハバロフスク

私たちが見た
遠くに見た
タガメの眼
草の王。

無視の背
灰の嗣
音は聞け
歌に聞け
拗音を擁護して蔓延る悪夢を刈る。
また歌は遥かにて春のその針に生一本の男のシジミにまた春を駆る。
それの良さ。
土手に芽吹いた
長良はどこにいるんだろう。
新聞紙
カリントウ

犬小屋に犬がいない

 
記号に勝ちたい。