ウソ日記

ない。ある。

料理

「ふーん、あなたが料理を作るんだ。」
「たまには作らせてみろよ。」
「あなたの料理は食べられたものじゃないからなあ。」
「そうか?」
「前あなたが鶏の唐揚げ作ってくれたことあったでしょ?」
「・・・ああ、3年くらい前だっけ。」
「アツアツで香ばしくてジューシーで、本当に最悪だった。」
「俺さー、その三つの形容詞って負のイメージでは使わないと思うんだ。」
「あなたさ、ミスター味っ子美味しんぼの見過ぎなのよ。」
「そうか・・・?」
「洗脳されちゃダメ。」