ウソ日記

ない。ある。

デザインラインと、10〜12歳黄金伝説

 スズキのアルトがほしいです。それも現行のモデルじゃなくて、数世代前のプラ板箱組みみたいなデザインラインの。どうにも最近の、曲線曲面をこれ見よがしに使った車が苦手です。どうせなら三菱のiみたいに吹っ切れて未来メカしてくれりゃいいのに。ホワイトソリッドが素敵です。カラーリングが経年使用によってボケないという前提ならカジュアルの緑や水色も可。レッドソリッドは無難。シック&モダンはデザインの意図をまったく汲んではいません。カウンターとしてはアリ、な程度です。さて。

 三菱の下請け会社の社員としての最低の義務は果たしたでしょうか。

 1990年代の中盤ごろから、なんと言うか、「カトキライン」的な車が街中を闊歩し始めたような気がします。よく分からないスカートがついてて、四角形の出っ張りをベースにしたごつごつのモールドがついている感じの・・・。まあどっちかといえばカトキが時代の流行のインダストリアルデザインをパクったんでしょうけれど、アレ嫌いです。どちらかといえば出淵ラインが好きな人間です。大河内はさすがにちょっと優しすぎます。永野・・・? 知らんな。
 どうも自分は、80年代後期からから90年代初頭にかけてのデザインや絵柄が好きなようです。わかつきめぐみ岡崎京子の絵柄でも、その当時のものを一番の好物としていますし、小道迷子なんかさらにピンポイントでそのころです。あのヌルさ、たまりません。
 ヌルさ、というのは自分の価値判断、絵柄に対しての、のなかでもかなり大きな部分を占めています。意図せずに、又は意図せずに見えるように、抜けた部分が好きです。感情をすうっと開放する、あの感じです。厳密すぎる芸術は、ヤです。
 佐藤友哉へのシンパシーは、わぴことGガンの重視と、リアルタイムでの初めてのガンダム記憶がZZだというあたりです。というか、彼が言及するキュベレイはZZのキュベレイだと信じています。
 ウチの地元の地方はVの放送の前にファースト、Z、と再放送かましてくれまして(平日五日の帯放送で)当時小学校高学年の連中のガンダムリテラシーを高まらせてくれたものです。Vは俺の基本ですし、Gは熱血バトルマンガwith島本和彦的パロディの鬱屈というダブルバインド、おそらくガンダムというものと最も戦ったガンダムでしょう。Wは・・・、ごめんなさい前半しか見ていませんが、デュオとかカトルかわいかったなあ。雑魚が雑魚すぎです。