ウソ日記

ない。ある。

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「キビタシ、ヒビタシ、ヒビタキ、キビタキ・・・・」
「・・・何?いきなり。」
「なんかこういう感じの名前の鳥っていなかったっけ。」
「あー、いたな。えーと確かそれ、」
「えーと、キビタシヒビタシヒグラシハブラシ・・・・違うな。」
「多分キビタキあたりだったと俺は思う。」
「私は確か・・・・キビタシだったと。」

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「あった、ほら。キビタキ。スズメ目ヒタキ科の夏鳥で明るい山林を好む。」
「あった、キビタシ。木を茹でて出汁と醤油を合わせたものに浸した食べ物で・・・。へー、そんなのあるんだ。」
「嘘を読むな嘘を。」