ウソ日記

ない。ある。

言葉断ち

 基本的に体の中に毒をためないために言葉を吐くのだと思いますが、それが言葉を吐くために毒をためようという思考になってしまっては本末転倒だよなと思います。無理して搾り出さなくても、と。

 言葉断ちをするべきかなあ。

 まあいいんですけどね自分では。だだ漏れるだけじゃ詮無い話で。さて、お気付きの方も多いと思いますが、人工無脳の進化によってより文章に対する心構えというものが必要になるわけです。ランダムに並べられた言葉よりもひどいものを出すわけにはいきませんし。つうか多分ここの文章ひどいし。もちろんそのランダムさには背後の人間の選別の手がベースの段階では入れられている訳で、そのシステム全体に対して感動はしますが、個々の文章に負けたくは無いなあ、と。
 ここまで言っといて気付いたんですが、多分に泥酔詩は人工無脳的なものに近いものがあって、個々の詩で無く一連の作品群を眺めてそれを叩き出す総体を鑑賞するものなんだろうと思ったり。普通の作品群でもそれ的見方はある程度されますが、泥酔詩の方が傾向強いんでしょうね。泥酔中だからランダム性の発現が強くなって、ベ−スとなる言葉の偏り方やつなぎ方の規則がより鮮明になる気がします。適当だ。論理って何だっけか。意味の無い難しい言い回しが大好きなのはよくないですね自分。昔っからもう本当にそんなテキストばっか吐き出してました。韜晦というやつでしたっけちょっと違うか。

 毒という言葉で表しましたが、まあ結局は毒やクスリになる何かです。毒にもクスリにもならないものじゃなくて。何だろう。砂糖やお酒みたいなものです。違うや。そういえばウィスキーのつまみには絶対バニラアイスです。黒いバニラの種がちゃんと入ってるやつ。